時計の仕組み

機械式時計には、手巻き式以外に自動巻き式もあります。手巻き式は、手でリュウズを巻いてゼンマイを巻き上げる仕組みになっていますが、自動巻き式は、腕の動きで、回転錐(ローター)を動かしゼンマイを巻き上げる仕組みとなっています。自動巻き式は、そのローターから角穴車を回すところまでが手巻き式と異なりますが、それ以外の機構は、手巻き式と変わりません。

自動巻き式もいくつか種類がありますが、ローターの下に取り付けられた二つの切り替え車によって、ローターの回転方向に関わらず、その回転を一方向に変換しゼンマイを巻き上げる機構の切り替え車方式が一般的です。

機械式時計の基本的な仕組みは、その働きから
①動力の蓄積:ゼンマイを巻く
②輪列:歯車(輪列)への動力の伝達
③脱進機:テンプの動きとともに動力を停止させたり、動かしたりする
④調速機:テンプにより等時性を保つ
⑤時針、分針が回転する仕組み
⑥時刻合わせ:リューズで時刻合わせをする仕組み
に大きく分かれます。